マーベル映画の女優や俳優たちの今後の出演予定は？今後出演予定のない役者
Marvel Cinematic Universe (MCU) は、 2008年始めに映画「アイアンマン（Iron Man）」と共に設立しました。それ以来、ハリウッドのトップ俳優が演じた単独のスーパーヒーローや、悪役の全キャストをアベンジャーズとしてクロスオーバー（共闘）させる作品のシリーズが続いています。20本もの映画を世に送り出し、現在は全スタジオでフェーズ３を撮り終え、すでにフェーズ4の撮影が始まっています。また、アイアンマンやキャプテンアメリカなどのスーパーヒーローは、「アべジャーズ／エンドゲイム（Endgame）」 の後、引退するとも噂されています。MCUは、多くの俳優や女優と今も新たな契約を重ねていますが、中には既に契約が終了しているのか、見かけなくなった役者達も数多く存在します。スカーレット・ヨハンソン（Scarlett Johansson）や ポール・ラッド（Paul Rudd）などだけではなく、有名な役者達は、もう二度とマーベルの映画に戻って来ることはないのでしょうか。
※注意 この記事にはネタバレの内容が含まれています。
アンソニー・ホプキンス （出演予定なし）
アンソニー・ホプキンス（Anthony Hopkins） は、「オーディン」（英語版のみ）で最初のデビューを飾りました。ホプキンスは、この映画で2011年、オールファーザー、もしくはアスガルドの王と呼ばれるマイティ・ソー（Thor）の役として登場しました。その後、「マイティ・ソー／ダーク・ワールド」（2013年）、「マイティ・ソー／バトルロワイヤル」（2017年）にも次々と登場していました。
「マイティ・ソー／バトルロワイヤル」では、彼の役であるオーディンが他界し、その後、ソーとロキがヘラに立ち向かうと言う展開になります。これによりホプキンスは、出番がなくなり、今後もマーベルの監督から、再度出演願いの声がかからない限り、マーベルの映画に出演することはないでしょう。
コビー・スマルダーズ（出演予定）
コビー・スマルダーズ（Cobie Smulders）は、 2012年、映画「アベンジャーズ」にて、マリア・ヒル（Maria Hill）役で、マーベル映画のデビューを果たしました。 この時、スマルダーズは既に、７つの映画契約をMCUと交わしていたと話しています。
更にスマルダーズは、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「アベンジャーズb／エイジ・オブ・ウルトロン」そして、して「アベンジャーズb／インフィニティー・ウォー」にも出演し、今年公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「スパイダーマン／ファー・フロム・ホーム」でも同じ役柄を務めています。そして、今後も公開予定のマーベル映画への出演も期待されています。
カレン・ギラン（出演予定？）
カレン・ギラン（Karen Gillan）は、2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でネビュラ（Nebula）役を演じました。 サノス（Thanos）の養子の一人としてガモラ（Gamora）の妹と一緒に育てられました。戦闘の場において、彼女は、父に最愛の姉を殺さなければ、拷問を続けると脅迫を受けますが、彼女はそんなこと出来るはずもありませんでした。
ギランは、 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」、「アベンジャーズb／インフィニティー・ウォー」のどちらも同じ役で出演し、「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも出演しています。ギランは、おそらく今後もマーベルの映画にはネビュラ役として出演することが予想されていますが、定かではありません。
ベネディクト・カンバーバッチ（出演予定）
ベネディクト・カンバーバッチ（Benedict Cumberbatch）は、もともと映画「ドクター・ストレンジ」（2016年）のスティーブン・ストレンジ役としてのみ出演の予定でしたが、その映画が終わる頃には、新たに6つの映画に出演する契約を交わしたと言われています。 カンバーバッチは、「ドクター・ストレンジ」でその存在感を印象づけデビューした後、「マイティ・ソー／バトルロワイヤル」、「アベンジャーズb／インフィニティー・ウォー」にも出演しています。
彼は、これらの映画で活躍した役者の一人ですが、現在公開されている「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも、もちろん、出演しています。更には、「ドクター・ストレンジ2」の制作も始まったと言われていることから、少なくともあと何作品かはマーベル映画に出演されることが期待できるでしょう。
イドリス・エルバ（出演予定なし）
イドリス・エルバは、映画「マイティー・ソー」でヘイムダル役としてデビューしました。ヘイムダルは、アスガルドと地球をつなぐ懸け橋であるビフレストを守っていた、最強の番人です。エルバはこの役でその後も、「マイティ・ソー／ダーク・ワールド」、「マイティ・ソー／バトルロワイヤル」にも出演を果たしました。
彼は、「アベンジャーズb／インフィニティー・ウォー」にも登場しましたが、映画の冒頭部分で殺されてしまいます。今後、監督がヘイムダルを再登場させるために、何か複雑な展開を考えれば話は別ですが、それを除けばエルバがマーベル映画シリーズに戻ってくることは、無いに等しいでしょう。
マーク・ラファロ （出演予定）
マーク・ラファロ（Mark Ruffalo）は、MCUと6本の映画契約を結んだことが明らかになっています。彼の初登場は、映画「アベンジャーズ」でのブルース・バナー（ハルク）役です。また、「アイアンマン3」、「キャプテン・マーベル」でのカメオ出演の他、ラファロは、「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」、「マイティ・ソー／バトルロワイヤル」、「アベンジャーズb／インフィニティー・ウォー」にも続々と登場し、その役のハマりっぷりに絶賛の声が上がっています。
ラファロは、今回の「アベンジャーズ/エンドゲーム」にも出演しています。カメオ出演は出演映画の数にカウントしないことを考えると、今後、少なくともあと1作品には登場する予定であることがわかります。もしかしたらハルクを主人公にした映画かも？
グウィネス・パルトロー（出演予定なし）
グウィネス・パルトロー（Gwyneth Paltrow）は、MCUの第1作目である映画「アイアンマン」にペッパー・ポッツ役でデビューしました。ポッツは、トニー・スタークの公私共にサポートするパートナーであります。
パルトローは、その後も「アイアンマン」シリーズに２作目、３作目と出演しただけでなく、「アベンジャーズ」や「アベンジャーズb／インフィニティー・ウォー」、「スパイダーマン／ファー・フロム・ホーム」などにも出演し、マーベル映画では欠かせない存在となりました。今回の「アベンジャーズ／エンドゲーム」に出演したものの、彼女はこの映画でMCUを引退することを発表しました。
エリザベス・オルセン（出演予定）
エリザベス・オルセン（Elizabeth Olsen） は、スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフを演じていることで知られています。彼女の衝撃的なMCU映画デビューは、2014年の「キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー」です。そこからアベンジャーズチームに仲間入りし、「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」、「キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー」、「アべンジャーズ／インフィニティー・ウォー」に次々と出演を果たします。
彼女は、「アべンジャーズ／インフィニティー・ウォー」で消える予定の登場人物の一人でしたが、「アベンジャーズ・エンドゲーム」でまた、再登場します。マキシモフの運命は、それまでも謎に充ちていましたが、限られたテレビシリーズの中で、段々とそのキャラクターの本当の姿は知られています。
ゾーイ・サルダナ （出演予定なし？）
ゾーイ・サルダナ（Zoe Saldana）は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモラ役でMCU映画デビューしました。ガモラは、 サノスが自分の故郷の惑星の人口の半分を破壊している間に、養女にされました。サルダナは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」、「アべンジャーズ／インフィニティー・ウォー」にも出演しています。
そんなガモラは「アべンジャーズ／インフィニティー・ウォー」にて、予想外の展開で彼女のキャラクターの終わりを向かえます。しかし、「アベンジャーズ・エンドゲーム」では映画のフィルモグラフィーに登場します。今後、ガモラがどのようなかたちで、アベンジャーズの映画に登場するかはわからないですが、おそらく今後公開される予定の映画に何らかのかたちで登場するのではないかと言われています。
ポール・ラッド （出演予定）
ポール・ラッド（Paul Rudd）は、有罪判決を受けたスーパーヒーロー、アントマンことスコット・ラングで2015年にMCU映画デビューを果たしています。それ以来、「キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー」、「アントマン＆ワスプ」に出演しています。
「アントマン＆ワスプ」のポストクレジットシーンでは、信じられない展開がアントマンの運命を襲います。これは、まるで「アベンジャーズ／インフィニティー・ウォー」の終焉と重なっているように思えますが、これによってラッドは、確実に「アベンジャーズ・エンドゲーム」に出演を果たすこととなります。また、彼は少なくとも、3作以上の映画出演の契約を交わしたと言われているので、今後もマーベルの映画には出演すると言っていいでしょう。
ジェレミー・レナー（出演予定なし）
ジェレミー・レナー（Jeremy Renner）は、 クリント・バートン（またの名をホークアイ）として登場した「マイティー・ソー」で最初のMCU映画デビューを果たしました。当初、レナーのマルチムービー契約には、ホークアイの単独映画契約が含まれていたと言われていますが、どうやらその話はなくなったようです。
また、「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」に出演予定だったのに、演出上カットされたりと不運な状況が続いています。とはいえ、ホークアイは、周囲に強い印象を与え、「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」、『キャプテン・アメリカ／シビル・ウォー』で重要な役割を担ってきました。今回の「アベンジャーズ／エンドゲーム」でも周囲を驚かせる重要な役割で出演していますが、その後の出演予定はほぼないに等しいと言えるでしょう。
エヴァンジェリン・リリー（出演予定？）
エヴァンジェリン・リリー（Evangeline Lilly） は、2015年に公開された映画「アントマン」でホープ・ヴァン・ダイン役でデビューした、MCUの中でも比較的新しい女優です。アントマンの続編では、ワスプとしてスーパーヒーローの中に戻ってきましたが、ポストクレジットシーンでサノスとの一悶着のあと、すぐに闇の中に消えていってしまいました。
ワスプの運命は、今後どうなるのか知られていませんが、彼女が「アベンジャーズ／エンドゲーム」にて再登場することは既に話題になっています。どのようにして再登場するのか、どんな役柄を演じるのかじゃ、彼女のフィルモグラフィーにもはっきりとしたことは、記されていません。しかしながら、女優としてマーベル映画に出演することはとてもやりがいがあり、興味深い経験だと言えるでしょう。
ドン・チードル（出演予定なし？）
ドン・チードル（Don Cheadle）は、「アイアンマン２」で第1作でテレンス・ハワードが演じていたジェームス・ローズの役でを代わりに演じたことでMCU映画にデビュー果たしています。その後も、チードルは 「アイアンマン3」、「アベンジャーズ／エイジ・オブ・ウルトロン」にそのまま継続出演しています。
しかし、「キャプテン・マーベル」の少しのカメオ出演と「アベンジャーズ・エンドゲーム」の出演を除いて、今後彼が出演するのか否かは、今のところ誰にも知らされていない。
サミュエル・L・ジャクソン（出演予定なし？）
サミュエル・L・ジャクソン（Samuel L. Jackson）は、ニック・フューリー役としてMCU映画の中でも極めて有名な俳優の一人です。このキャラクターは、2001年のマーベルコミックスで初めて登場しましたが、そもそもジャクソンンをモデルとしてつくられたとされています。
ジャクソンは、マーベルと「アイアンマン」の続編の他、「マイティー・ソー」、「キャプテン・アメリカ」なども含め、驚くことに9つの映画出演の契約書に署名しています。「アベンジャーズ／エンドゲーム」、「スパイダーマン／ファー・フロム・ホーム」でもその存在感は、一際目立つものがありました。ジャクソンのマーベル映画に対する全ての情熱は、ここでほぼ完了されたとされており、今後の出演はないといっていいでしょう。
クリス・プラット（出演予定なし）
クリス・プラット（Chris Pratt）は、スター・ロードとしても知られるピター・クイル役として、MCUと契約を交わしています。スター・ロード のキャラクターは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で初登場し、その後も「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」で、アベンジャーズと対峙する元有罪判決を受けたチームのリーダーを務め、演じきっています。
第1作目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」で映画デビューしたあと、プラットは、GQ社のインタビューに対し、残り２つのガーディアンズシリーズの他、もう2つの映画に出演する契約をしたと話しています。おそらく、この"もう２つ"の映画は、「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ／エンドゲーム」であったと言えます。そして、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2」は既に公開され出演を果たしたことから、今後は、ディズニー映画の出演が予想されていることも含めて、この後のマーベル映画への出演は保留になることでしょう。
スカーレット・ヨハンソン（出演予定）
スカーレット・ヨハンソン（Scarlett Johansson）は、2010年の「アイアンマン2」において、初登場したブラック・ウィドウこと、ナターシャ・ロマノフの役で一目を置いています。彼女は、この役柄を徹底するために、髪を赤く染め、厳しいスタントのトレーニングを受けたといっています。
思い出せるだけでも、彼女は、「アベンジャーズ」「キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」「キャプテン・マーベル」など数多くのマーベル映画シリーズにしており、もちろん今回の「アベンジャーズ／エンドゲーム」にも出演を果たしています。ブラック・ウィンドウは、今後もMCUの映画への出演が期待されており、近い将来、彼女が主役の映画が撮影されるのではないかと噂されています。
ロバート・ダウニー・Jr（出演予定なし）
ロバート・ダウニー・Jr（Robert Downey Jr.）は、2008年マーベルスタジオ設立時最初の映画、「アイアンマン」の主人公として衝撃のデビューを果たしました。その後、ダウニー・JrはMCUの顔の一人ともなり8つの映画に登場します。しかしながら、今回の「アベンジャーズ・エンドゲーム」を最後に彼は、MCU映画から引退すると発表しています。
特に、MCUスタジオとの間にトラブルがあったわけではないようです。ただ、2017年に販売された情報誌で、「恥ずかしい思い（年齢）をする前にスーツを着るのを辞めるだけだよ。」記者に話していることがわかっています。
トム・ヒドルストン（出演予定）
トム・ヒドルストン（Tom Hiddleston）は、ロキ役としてMCU映画に出演しています。 ロキは、いたずら好きの神として知られ、ソーの養子であり、宿敵でもあります。ヒドルストンは、2011年初期の「マイティ・ソー」でデビューし、その後6本の映画契約を結んだとされています。
その契約に沿って、「アベンジャーズ」「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」の他、「マイティ・ソー」シリーズでは、ダークワールド、バトルロワイヤルに次々と出演を続けています。しかしながら、ロキは、インフィニティ・ウォーの初めに亡くなりましたが、今回の「アベンジャーズ・エンドゲーム」にもなんらかの形で出演を果たすと言われています。しかし、彼のキャラクターが主人公のTVシリーズが制作中であるため、おそらくその後は戻ってくることはないでしょう。
クリス・エヴァンス（出演予定なし）
クリス・エヴァンス（Chris Evans） は、キャプテンアメリカのスティーブ・ロジャース役で有名なMCU映画の看板俳優の一人です。全てのアベンジャーズシリーズの中でも、キャプテンアメリカは特にファンの間でも人気があり、エヴァンスは、2011年以降、10個もの映画に出演を果たしています。
「アベンジャーズ・エンドゲーム」は、彼にとって11番目の作品になりますが、おそらくこれで彼のキャラクターは見納めになると言われています。今後、彼は、制作や監督業に力を入れていきたようで、2018年のグッドモーニングアメリカの取材では、「次に何をするかまだわからないが、とりあえず2019で最後になるだろう」と話しています。
クリス・ヘムズワース（出演予定？）
オーストラリア俳優のクリス・ヘムズワースは、彼以外に適役はいないと言われるほど、ソーの役を完璧に演じきりました。全ての「アベンジャーズ」映画はもちろんのこと、3つの「マイティー・ソー」シリーズにも出演し、今回のエンドゲームでも、彼は劇中で重要な役割を担っています。
しかしながら、彼にとってもこれが最後の出演になると言われています。今後、「マイティー・ソー」の4番目となる新シリーズが制作されると言われ、その映画出演に彼は強い興味を示していると言われていますが、実際に実現されるかは未だにはっきりとわかっていません。しかしながら、彼とMCUとの契約が永遠に途切れるわけではないというのを聞いて、安心したファンも多いのではないでしょうか。
マット・デイモンは、デアデビル役のはずだった？
ずっと昔、2003年のスーパーヒーロー映画がベン・アフレック主演で公開される前は、彼と長年の友人であるマット・デイモン（Matt Damon）が、有力候補の一人でした。デイモンは、ニューヨークデイリーニュースに「ずっとマーベル映画のファンではあったけれど、知らない監督だったから、それは断った」と語っています。
ご存知の通り、デアデビルは打ち切りとなっています。また、アフレックは、この役を演じたことを後悔していると何度も述べてきているので、デイモンが、その役割を演じていれば、もしかしたら結果は少し違っていったかもしれません。
MCUは、何度もホアキン・フェニックスに役をオファーしていた？
MCUは、聞くところによると、何度もホアキン・フェニックス（Joaquin Phoenix） に役をオファーしたようですが、残念ながらそれが実現することはありませんでした。プロデューサーは、当初、彼にハルクであるブルース・バナー役を演じて欲しいとお願いをしたようですが、皆さんもご存知のように、その役はマーク・ラファロが演じることになりました。更に、その後、ドクター・ストレンジ役をオファーしましたが、それも叶うことはありませんでした。
何故、フェニックスはマーベル映画への出演を断り続けたかというと、彼が言うには、「彼らの映画は、本当に充実しているようには感じない」からだそうだ。
ジェイソン・モモアは、MCU映画に出演予定だった？
現在、ジェイソン・モモア（Jason Momoa）といえば、DCユニバースの映画「アクアマン」を演じたことが有名で知られています。 しかし、この映画の役を担う何年も前に、実は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のドラックス・ザ・デストロイヤー役をオファーされていました。モモアにとって、その役はとても魅力的だったと話していますが、今まで彼が演じてきた役柄に、とても似ているということで、そのオファーを辞退することとなりました。
DC社は、結果としてモモアを「アクアマン」の主人公として奪うことに成功しました。彼は、後にこう語っています、「これはとても皮肉なことだったよ。何故なら僕がとった選択肢は、結局のところ、戦闘用スーツを着るか着ないか、もしくは体にたくさんのラインをペイントされるかのどちらかだったわけだからね。」どちらにせよ、多くの人が今後も彼の活躍を見守るでしょう。
レイチェル・マクアダムスは、ペッパー・ポッツ役だったかもしれない？
グウィネス・パルトロが、ペッパー・ポッツ役を引退すると発表したのはそれほど前の話でもありません。今となっては、彼女以外がその役を演じているところを想像するのは難しいですが、MCUが最初、候補にあげたのは、実はパルトロではなかったのです。レイチェル・マクアダムス（Rachel McAdams）こそが第一候補者でした。
マクアダムスは、結局スケジュール調整ができず、この時は辞退しなければなりませんでしたが、幸いにも、映画「ドクター・ストレンジ」で、2度目のオファーを受け、ついにMCUの一員になることになったのです。
ブライアン・クランストンは、X-Men のミュータント役だった？
多くのファンから愛されている、ブライアン・クランストン（Bryan Cranston）はミュータントのセバスチャン・ショウ役として、オファーを受けていました。クランストンは、映画「ブレイキング・バッド」でも素晴らしい成功を収め、「X-Men：ファーストジェネレーション」でミュータントを演じるには、最適な人物のようでした。
残念ながら、クランストンはこのオファーを辞退し、代わりにライアン・ゴズリング主演の「ドライブ」に出演を果たしました。X-Menにも、ケビン・ベーコンがぴったりと役にハマったので特に問題もなく、撮影を進めることができました。
そこには、新しくも小さなスター・ロードが存在していた？
今では誰も、クリス・プラット以外で、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の、あのマヌケなスター・ロードを演じることができる俳優がいるとは想像できないでしょう。しかし、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット（Joseph Gordon Levitt）なら、どうでしょう？? そうです、実は、レヴィットがあの役の最初の候補者でした。しかしながら、映画「シン・シティ」のスケジュールとの折り合いがつかず、彼はこのオファーを辞退しました。
その後、マーベルのプロデューサーは、役に興味を持っていたプラットにオファーをしたことで、現在の配役になったのです。当初、プラットは、MCUのイメージ像に、体付きが合っていないとの話が挙がりましたが、彼はジムに通い、なんとかMCUの理想のイメージ像に近付けたのです。
エミリー・ブラントは、ブラック・ウィドゥ役に承諾していた？
遡ること2009年、エミリー・プラント（Emily Blunt）は人気上昇中の女優でした。彼女の経歴は、非常に輝かしいものに成長していた為、MCU側から、彼女にブラック・ウィドゥ役をオファーしていました。そして、プラントも快くそれを承諾していました！ 唯一の問題は、彼女は既に映画「ガリバー旅行記」への出演契約をしていたことです。
限られた時間と映画契約を考えると、プラントはMCUへ断りの電話を入れなければなりませんでした。そこでMCUは、急遽オーディションを開き、そこで、現役のスカーレット・ヨハンソンが最適だとの判断をしたのです。
マシュー・マコノヒーは、大丈夫ではなかった、いや大丈夫だった、MCU社への印象が問題？
実は、MCUとDC社は長い間、どちらもマシュー・マコノヒー（Mattew McConaughey）を手に入れようとしていました。MCUがこの先もずっと忘れないであろうキャスティングをしたのは、彼を「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシシー２」の惑星の天界人・エゴ役をオファーした時でした。
マコノヒーは、これを断っただけでなく、MCUに対してあまりよくない言葉を残したのです。彼は、「（マーベル社が）順調に進んでいるから、大物俳優を面白い役で起用できる余裕ができるようになったから」という印象を受けたんだ」と話していたようです。うーん、興味深い。
メル・ギブソンは、オーディン役だった？
マーベル社は、映画「マイティ・ソー」でオーディンの配役を紹介する時、何か威圧的なビックネームを印象として残したかったと話しています。これを考えると、メル・ギブソン(Mel Gibson)は、アスガルドの王としては、ぴったりの選択肢でした。しかしながら、ギブソンはインタビューで、ただ単純に「そのオファーを断った。」と説明し、何故なのかなどの理由は特に、言及しませんでした。
結局、オーディンの役は、アンソニー・ホプキンスが演じることとなりました。彼は、ギブソンに比べるとあまり威圧的な印象は受けませんが、あのキャラクターを演じるには、確実にいい仕事をしたと言えると思います。
ガモラ役は、当初オリヴィア・ワイルドの予定だった？
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモラ役のキャスティングは、そう簡単には行かず、2回、3回と挑戦することとなりました。重要な役割であるエイリアンの暗殺者を演じる、最適な人をと考えた時、オリヴィア・ワイルド（Olivia Wilde）は、最初の選択肢でありました。彼女の才能と見た目から、きっとハマり役になると誰もが思っていましたが、残念ながらスケジュールが厳しかった為に、辞退を余儀なくしたのでした。
今までの事実から考えると「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のキャスティングは、本当に大変だった様ですが、結果としては成功したみたいですね。
トム・クルーズは最初のアイアンマン候補だった！
トム・クルーズ（Tom Cruise）は、アイアンマンであるトニー・スタークを演じる予定の最初の候補者である俳優でした。彼は、他の全ての書類のサインも終わっていて、撮影の準備は整っていました。しかしながら、マーベル社がキャラクターの権利をとるのに時間がかかりすぎ、クルーズは「段々と興味がなくなった」と結局、出演を辞退しました。
2005年、ついにマーベル社がその権利を獲得した時、アイアンマンに完璧な俳優がいるということで、皆さんもご存知のロバート・ダウニー・Jrが起用されることとなりました。
レオナルド・ディカプリオは、各社からスーパーヒーロー役のオファーを受けていた？
「ShortList」とのインタビューによると、レオナルド・ディカプリオ（Leonardo DiCaprio）は、DC社とマーベル社どちらからも、スーパーヒーロー役のオファーを受けていたと話している。DC社からは「バットマン／フォーエバー」でロビン役をオファーしたが、彼は「興味がない」といって断ったようだ。数年後、マーベル社は、スパイダーマンの3部作でのピーター・パーカーとして、キャスティングしようとしたが、それも断ったのだ。
なぜ、彼が断ったのか理由を聞かれると、「そんなに難しい役柄ではないと感じたから。」と答えたそうだ。
ウルバリン役は、ダグレイ・スコットの返事を待たずに決まった？
ウルヴァリンは、MCUの看板キャラクターとして長く残っているキャラクターの1人だ。そして、今となってはヒュー・ジャックマン以外に、あの役を演じているところを想像するのは、かなり難しいだろう。ジャックマンは、現在多くのファンに人気があるが、実は、ダグレイ・スコット（Dougray Scott ）が土壇場で、この役を演じることが出来なくなり、最後になって改めてキャスティングされたのが、ヒュー・ジャックマンだったのだ。
スコットは、この時同時に、「ミッションインポッシブル2」の撮影を行っていた。その撮影中に、バイク事故を起こした為、回復に時間が必要だったのだ。しかしながら、思ったよりもその回復に時間がかかり、マーベル社は待ちきれずに、ジャックマンに役を提供したのだ。
ジョン・クラシンスキーは、キャプテン・アメリカのオーディションを受けていた？
今では、ジョン・クラシンスキー（John Krasinski）がアクション俳優として活躍する姿は、容易に想像できるが、2011年は、彼はまだ映画「ザ・オフィス」のジム役でしかなかった。その年は、彼にとって、ようやく目立つような役をもらい始めた時期で、「キャプテン・アメリカ」のオーディションも初めてのオーディションとして挑戦していたのだ。
彼は、この映画に出演することはなかったが、決して後悔はしていないと語っている。クラシンスキーは、ヤフー・エンターテイメントに対し、「もし、複数のマーベル映画への出演契約をしなければならなかった場合、その間に多くの素晴らしい役を見逃してしまっていただろう。」と語った。
ブリー・ラーソンは、マーベル映画で有名になりたくなかった
ブリー・ラーソン（Brie Larson） は、自分の力でハリウッド女優になるという強い意志の実力派女優である。彼女は、多くの評論家からも絶賛されていますが、比較的彼女の経歴には、目立ったものがなかった。だからこそ、彼女は最初にマーベル映画で演技して、有名になることを避けたかったのだ。ラーソンは、エンターテインメント・ウィークリーに、「マーベル映画で有名な女優として、有名になりたくなかった」と語っている。
しかし、最近公開された「キャプテン・マーベル」で歴代興行収入の快挙を成し遂げたことにより、タイミングを見計らって主演女優の座を引き受けたのは、彼女にとって成功だったと言えるだろう。
アマンドラ・ステンバーグは、モラル上の問題でブラックパンサー役を引き受けなかった
新進気鋭のこの女優は、基本的に彼女が望んだ役柄ならば、どんな役でも演じきれる才能を持っていた。2018年だけでも、このアマンドラ・ステンバーグ（Amandla Stenberg）は、3つの大ヒット映画のメインキャストを担っていたのだ。だからこそ、ブラックパンサーのシュリ役をオファーされたのは、決して不思議なことではなかったはずである。
しかしながら、彼女はマーベル側の”アフリカの王女は、浅黒い女優によって演じられるべきだ。”という意向に納得できなかったようで、「判断が難しい」として、そのオファーは、引き受けなかったようだ。何れにせよ、彼女にとってそれは、”取る必要のないスペース”と判断したのだろう。ブラボー、アマンドラ。
ジェシカ・チャステインは、一般人になりたくなかった
ほとんどの役者達は、マーベル社にキャスティングされるように頼むが、ジェシカ・チャステイン（Jessica Chastain）は、自分から役を選びにいったのだ。アイアンマン3で燃えるような色の赤毛の天才マヤ・ハンセン役のオファーがあった時、スケジュール調整が難しく断らざるをえなかったのと、同時に、彼女はこうも言ったのだ。「なぜ、スーパーヒーロー映画なのに、つまらない一般人役を演じなければいけないの。」と。
彼女は二度目に、「アント・マン」のワスプ役をオファーされたが、これも、よくわからない理由で断りを入れ、MCUの映画デビューのチャンスを失った。
オリヴィア・マンは、もっと大きな役をデッドプールで演じたかった
デッド・プールは、最近の記憶の中でも最も期待されていたマーベル・ユニバース映画のうちの1つだ。そして、オリヴィア・マン（Olivia Munn）は、ライアン・レイノルズの彼女役、ヴァネッサ・カーライル役を演じるように頼まれていた。マンは、ルックスはもちろん、コメディの才能もあるので、おそらくその役は、彼女にぴったりになるはずだった。
しかし、彼女自身「映画の中で誰かのガールフレンド役を演じたいという願望がないので。」とその役割を辞退した。もし、カーライルがモノマネを頻繁にする役だということを知っていたら、もしかしたら、彼女の意見も異なっていたかもしれない。
ジョシュ・ハートネットは、スパイダーマンを演じるのに神経質になっていた？
ジョシュ・ハートネット（Josh Hartnett）は、パール・ハーバーや、ブラックホーク・ダウンなどのアクション映画で一躍有名になったので、スーパーヒーロー役を演じるのには、何の抵抗もないと誰もが思うことだろう。しかしながら、どうやらそうではなかったようなのだ。2002年代の初めに、ハートネットは、スパイダーマン役をオファーされたが、彼はすぐにそれを断ったのだ。
彼は、後にプレイボーイ誌に、「今後スパイダーマンとして、固定概念を持たれることに、神経質になっていた。」と語った。更に彼にとっては、これだけがオファーを断ったスーパーヒーローではなかったのだ。どうやら、DC社にも、スーパーマンとバットマンとしての両方のオファーを断っているようだ。
クイントンは "Rampage" Jackson Couldn't Train And Shoot A Film
クイントン・ジャクソン（Quinton Jackson）は総合格闘技の世界で最も有名なスターの1人だ。 コナー・マクレガーやロンダ・ラウジーが登場するより、ずっと前から彼は戦っていたのだ。2010年にジャクソンは、Aチームに加入した際に、MMAとハリウッドに移行した。
1年後、ジャクソンはMCUの映画「ウルヴァリン：X-Men Zero」でジョン・ライスの役をオファーされたが、残念ながら、彼は本業である格闘技と映画の役をどちらも担うことは難しいと判断し、MMAの戦いに備えることを決めたのだ。
