ドレスを自作した女子高生、ある理由がきっかけでSNSで大人気に

シアラ・ガンは、もうすぐプロム(アメリカの高校で卒業記念に行われるダンスパーティー)でしたが、他のクラスメイトのように豪華なドレスを買うお金はありませんでした。そこで、シアラは自分でデザインし、縫製し、細部までこだわったドレスを作ることにしました。

シアラが手作りのそのドレスをSNSで投稿すると、なんと多くのコメントが寄せられたのです。その理由にびっくり・・

高校生のシアラ・ガン

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ciaragan/Instagram
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高校3年生になったシアラ・ガンは、ずっと楽しみにしていた初めてのプロムを迎えようとしていました。しかし、シアラの家族には、他のクラスメイトのような豪華なドレスを購入するような余裕はありませんでした。

そこでティアラは自分で工夫することにしました。ドレスを自作しようと思ったのです。

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簡単にはいかない

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ゼロからドレスを作るのは簡単なことではありません。シアラの唯一の願いは、それがちゃんと形になって、着たときに変に見えないことでした。

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まずは、ドレスのスタイルを決めるところから始めました。スカートのボリュームがあって、躍動感のあるAラインのドレスに決めました。

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まず、家族の友人に頼んでみた

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はじめは、シアラも自分でドレスを縫えるとは思っていませんでした。そこで母親と一緒に、家族の友人に頼んで縫ってもらったのです。しかし、出来上がったドレスは、あまり満足のいくものではありませんでした。

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そこで、ティアラは自分で縫うことにしたのです。

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もしかしたら、そんなに難しくはないのかも?

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Gabriel Santos/Unsplash
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シアラはお金を貯めて、ドレスに使う生地や 塗料、装飾品を購入しました。ミシンを使ったことがあったので、それほど複雑な作業ではないと思ったのです。

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母親の助けを借りて、シアラは1カ月でドレスを完成させ、プロムに間に合わせることができました。

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もちろん、問題もあった

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もちろん、プロムドレスを縫うような大がかりなプロジェクトには、複雑な問題がつきものです。『トゥデイ』のインタビューに答えて、シアラは「2日間でドレスのスカート全体をやり直して、200個以上のクリスタルを貼り付けなければならなかったの!」と語っています。

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とても時間がかかり、チームワークも必要でした。

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ドレスの色はエメラルドグリーン

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Volha Flaxeco/Unsplash
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シアラは『トゥデイ』のインタビューの中で、自分と母親がこのドレスを縫うのにどれほどの時間がかかったかについて語りました。「3月いっぱい、母と私はスカートのパネルを1つ1つ作って縫いました。」

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彼女がドレスに選んだ色は、エメラルドグリーンでした。

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およそ12メートルもの生地を使う

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Engin Akyurt/Pexels
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ボディスとスカートを合わせて、実に12メートルものエメラルドグリーンのサテン生地が必要でした。他にも、リッジラインやクリノリンなどの素材も使いました。

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スカートのパネルができあがると、シアラはさらに工夫して、塗料をつかってディテールを追加していきました。

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次に、花を手書きする

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生地用の塗料がないため、アクリル絵の具を使って、ウエストから裾にかけて花を描き加えました。このドレスのペイントを完成させるのに5日間も費やしました。

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そして描く花についても、よくあるバラなどではなく、もっとオリジナリティのあるものにしたいと思っていました。

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自分の個性に合ったものを

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リン・アンダーソンの著書『Tiger Lily』からインスピレーションを得て、オレンジとイエローのユリをドレスに描きました。その出来栄えはまさに夢のようで、シアラの芸術的才能を見せつけるものとなりました。

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『バズフィード・ニュース』によると、シアラはこの花を選んだ理由についてこう語っています。「一般的なバラや可憐な花はきれいだけど、自分の個性には合ってないと思うから違うのを選んだんです。」

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「派手な色のコントラストが好き」

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また、オレンジ色を選んだ理由について、「オレンジとグリーンのような派手な色のコントラストが好きで、私という人間をよりよく表していると思うから」と語っています。

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シアラは、自分の個性を、世界にひとつだけの作品を通じて表現したかったのです。そして、彼女がディテールにこだわったのは、手書きの花柄だけではありませんでした。

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小さなスワロフスキークリスタルをちりばめて

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プロムの夜、シアラはキラキラと華やかなドレスが着たいと思っていました。そこでシアラは、世界でたったひとつのデザインに、もう少しディテールを加えました。小さなスワロフスキー・クリスタルを購入し、手描きの花々に混じってスカートにあしらったのです。

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とてもゴージャスな仕上がりになりました。

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ドレスの制作には丸々1ヶ月かかった

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『トゥデイスタイル』のインタビューに応じたシアラは、母親と一緒にドレスを完成させるまでにどれほどの時間がかかったかについて語りました。「全部作るのに、丸々1ヶ月くらいかかっています。」

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それは、他にも様々な活動を行っている高校生にとっては、とても長い期間だったに違いありません。

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みんなに見せるのが待ち遠しい

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ドレスが完成したとき、ティアラはとても誇らしい気持ちになりました。時間はかかったけれど、立派で、上品で、この上なく素敵なドレスに仕上がったのです。

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プロムで友人や先生たちに披露するのが待ち遠しい。友人らも同じようにこのドレスを素敵だと思ってほしい、と思いました。

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自分らしさを表すもの

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このドレスについて『トゥデイスタイル』に語ったシアラは、なぜその特定の色を選んだのかを説明しました。「このドレスは、 私が好きなもの、たとえばユリとか、緑色、絵、そして新しいものを生み出すこと、そんな私らしさを表しているんです」。

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その上で、エメラルドグリーンを選んだのには、ある特別な理由があったからです。

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スリザリンのシンボルカラー

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実はシアラはハリーポッターの大ファンで、エメラルドグリーンはホグワーツ魔法魔術学校の寮の1つ、スリザリンのシンボルカラーだったのです。

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『トゥデイスタイル』のインタビューで、「オタクっぽく聞こえるかもしれませんが、私がエメラルドグリーンを選んだのは、ハリーポッターが大好きで、私もスリザリンの寮生になりたいと思っているからです。」と語っています。

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YouTubeのチュートリアルで見よう見まね

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とりわけ裁縫の経験がほとんどない高校生が、これほど豪華なドレスを制作できたことは、人々を驚かせました。

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これほど精巧で見事なドレスをどうやって自作することができたのかを尋ねられたシアラは、「YouTubeのチュートリアルです。ドレス作りや裁縫の動画を見て学びました!」と答えています。

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80個以上の花を描いた

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シアラが自分の素晴らしいドレスを世界中の人々に見せようと思ったのは、2019年4月8日のことでした。シアラはそれをツイッターに投稿し、デザインをはじめ、すべてのディテールを説明したのです。

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キャプションには、「80個以上の花を描いて、縫製して、ママと一緒にドレスに飾りをつけて。全部自分でデザインしました。」と付けました。

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母親の助けなくしてはできなかったこと

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シアラによると、母親の助けがなければ、このドレスを完成させることはできなかったと言います。『トゥデイ』のインタビューで、「ママと私は親友なの。いつも一緒にDIYをしています。」と語っています。

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「ママがどれだけサポートしてくれているかが分かるでしょう?感謝の気持ちでいっぱいになります。」

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ビックリしているクラスメイトたち

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いよいよプロムの夜となり、シアラはドレスを披露するのが待ちきれませんでした。会場に入ると、クラスメイトは言葉を失い、二度見するほどでした。

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シアラによると、「初めてイベント会場に現れたとき、一人のクラスメートが思わず二度見していたんです!」

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シアラのもとには、リクエストが続々と

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どうやら、二度見したクラスメイトは、シアラの才能に驚いたようでした。ドレスの花は元々生地にプリントされたもので、まさか本人が手描きしたものではないと思ったのです。

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このドレスをTwitterに投稿して以来、シアラには作品を買いたい、ドレスをデザインして描いてほしいなどというリクエストがたくさん寄せられ、その中にはウェディングドレスまでもありました。