諦めないで!夏休みの宿題が終わっていないあなたへ
もうすぐ夏休みが終わっちゃう!毎日の気温は、まだまだ蒸し暑く、夏が永遠に続くように感じますが、新学期はすぐそこです。この記事を読んでいるほとんどの人が、きっと目の前の、山のように積まれている宿題に、ため息を付いていることでしょう。
しかし、もう間に合わない!そう思って諦めるのは、まだ早いですよ。この記事では、残りの期間でいかに夏休みの宿題を乗り切るのか、ご紹介します。きっとあなたのお母さんも、お父さんも、子供の頃は、こうやって乗り切っていたのかもしれません。
そもそも夏休みとは?
文部科学省によると、日本で夏休みが始まったのは、明治14年とのことです。アメリカの制度を真似て、日本の学校教育法に取り入れられたのがきっかけです。アメリカでは、だいたい4月末から8月末までが、夏休みとされ、小・中・高・大学生全員が、この期間、夏休みとなります。
しかし、日本では、期間や日時は各地区町村の教育委員会によって、定められることになっており、高校・大学は、その学校の判断に委ねられています。
なぜ、夏休みに宿題があるのか?
そもそも、こんなに大量の宿題があるのは、どうやらアジア特有のようなのです。この理由については、諸説ありますが、夏休み期間中も、勉強することを忘れずに、継続的に勉強をさせようという意図が強いようです。
その他、学校には冷房がなく熱中症になる恐れがあるから、課外学習として、などの理由があるようです。しかし、何れにしても、夏休みだからといって、ただボーッとしているわけには行かないのが、悲しいですね。
踊って気分転換しちゃおう
迫り来る新学期による焦り、終わらない宿題、怒り出すお母さん。夏休みラストスパートになると、なんとも言えない複雑な感情が押し寄せます。でも、焦っても宿題は終わりません。そんな時、どうすればいいのか。
そう、踊って乗り切ればいいのです!昔の言葉に「同じアホなら、踊らにゃ損々」ってあるではないですか?そんな気分で、家族も巻き込んで踊っちゃいましょう。・・というのは、冗談です。次からは、もっと真面目な方法をお教えします。
まずは、スマホをしまって!
え?なんで?って思うかもしれません。スマホは、時間を測るのにも便利だし、何かわからないことがあったら、調べられるから宿題をするのに、必要だ。って言う人もいるかもしれません。でも、スマホには、とにかく誘惑が多いのです。調べてる最中に、他のものに興味をそそられ、脱線するなんてことは、しょっちゅうあるでしょう。
でも、夏休みの宿題を早く終わらせたければ、一旦、スマホは、自分の近くに置いておかないことが理想でしょう。これによって、自分自身としっかり向き合うことができ、だらだら宿題に取り組むより、あっという間に終わらせることができるのです。
計画を練る
まず、夏休みの宿題を終わらせるには、綿密なスケジュール管理が必要です。夏休みは、家族と一緒に過ごす時間や、多くのイベントが盛りだくさんで、あっと言う間に過ぎてしまいます。夏休みが始まってすぐに計画を立てるのが理想ですが、計画は途中からでも立てられます。まずは、可視化することが重要なのです。
具体的な方法は、まず新学期が始まるまでに何日あるのか逆算します。そして、既に決まっている夏休みの行事を書き出します。そこから、どの宿題にどれくらいかかるのかを考え、確保できた宿題の時間に当てはめて行きます。これで、なんとなく宿題が終わる見通しが立ってきます。
得意なものから片付ける
計画が立てられたら、あとはひたすら実行するのみです!ここでポイントなのが、まずは自分の得意なものから手を付けると言うことです。宿題を効率的に始めるには、最初が肝心です。なぜなら、計画を立てて、さぁやろう!と思っていても、億劫になってしまっては、なかなか進まないからです。
そこで、まずは得意なものから進めて行きましょう。算数・数学が好きであれば計算ドリルから、理科などが好きであれば観察日記からなど、宿題の中でも、自分が一番苦手意識を持っていない物から取り組みましょう。さぁ、いよいよ勉強モードになってきましたか?
わからない問題に直面したら
さぁ、あなたもそろそろ宿題をする気になってきたかもしれません。でも、厄介なのは、宿題を進めるうちに、分からない問題や、どう手をつけていいのか悩んでしまう問題が出てきてしまうことです。
そこで、その問題がどうしたら解決できるのか、選択肢を作ります。人に聞かないと分からないのか、調べ物をしないと進まないのか、そもそも材料が揃っていないのか等、解決できない問題を明確にします。ここが、はっきりすれば、あとはその解決策を実行するのみです。
見張り役?
さぁ、宿題もだいぶ進むイメージがついてきましたか?しかし、人は一人だと、怠けたくなってくるのです。おそらく、最初の30分〜1時間は、どうにか宿題をやっつけようとするでしょう。しかし、だんだんと集中力がなくなってきます。そして、寝っ転がりたくなってきます。
そんな時に必要なのが、見張り役です。見張り役は、誰でもいいですが、自分で立てた計画を「2時間〇〇に取り組む」などと宣言して、きちんと進めているか確認してもらいます。このように、誰かに見られていることで、自然とやらざるを得なくなるでしょう。
読書感想文
夏休みの宿題で、最後まで残りがちな物とは何でしょうか?その一つに、読書感想文があると思います。そもそも読む本が決まっていない、何を読んだらいいのか分からない、読書が嫌い、など大の読書家でもない限り、読書感想文は、厄介な宿題の一つでしょう。
そんな読書感想文を撃退するには、まず、自分の興味のある本を選びましょう。どんなに、人気のある本をでも、自分が興味のある分野でなければ読み進められません。そして、本が決まったら、1日に読むページの配分を決めて、移動時間や寝る前を利用して読みましょう。いつもスマホをいじっている、隙間時間を利用することで、思ったより読みが早く進むのです。
習字
習字の宿題は、冬休みをイメージする人も多いかと思いますが、夏休みにもあることが多いのです。この宿題は、まず準備をするのが億劫です。習字セットを持ってきて、新聞紙を用意して、墨を作って・・。考えるだけでも面倒な気持ちはわかります。
しかし、習字の宿題には、発想の転換が必要です。習字の宿題は、自分の心と向き合う時間と考えて見ましょう。習字は、心が落ち着いていなければ、なかなかいい作品が出来ないと言われています。宿題が終わらず焦る気持ちもありますが、これを機会に向き合ってみるは、どうでしょうか?
ドリル類
多くの学校が課題として出すのが、計算ドリルや、漢字ドリルなどのドリル類です。これは、量も多く、ましてや苦手意識があれば尚更、先の見えない戦いのように感じるでしょう。しかし、これに関してはやるしかないのです。
そんな投げやりな・・と思うかもしれません。同じような問題が続き、飽きやすいですが、グッと我慢です。唯一の対処法としては、ここまでやったらアイスを食べる!などのご褒美方式で進めるのが、役に立つかもしれません。ドリルが終わる前にアイスがなくならないといいのですが。
自由研究にはあの手を
そして、夏休みの定番といっても過言ではないのが、自由研究でしょう。これは、題材によっては、1日や2日では終わりません。しかし、最近は便利な世の中です。量販店に行けば、ただ実行するだけの自由研究セットが、たくさん販売されています。
そう、市販の物に頼るのです。時間があれば、オリジナリティを加えるのもいいかもしれません。でも、切羽詰まっているなら、とりあえず説明書通り進めましょう。新学期に同じような作品が、教室に並んでも驚かないように。みんな考えていることは一緒です。
それでも宿題なんてやりたくなーい!
ここまで来ても、まだ宿題をする気にはなりませんか?そんなあなたには、少し時間をあげましょう。今年の夏、楽しかった思い出は何ですか?どんな所に行きましたか?ゆっくりと思い出して見てください。
その素敵な夏の思い出を、最後に宿題を全て終わらせた!という達成感で締めくくるのはいかがですか?早く終わらせれば、その後の貴方は自由です!まだまだ夏を楽しむことができるのです。さぁ、もうちょっとです!
場所を変えてみる
それでも、なかなかやる気が出ない時ってありますよね。そんな時は、家から出ていつもとは違った場所で勉強してみるのは、どうでしょうか?図書館はもちろん、カフェや公園など、おしゃれな場所で、インスタ映えするドリンクでも飲みながら・・
そして、そのような場所に行くと、貴方も気づくのです。宿題と格闘しているのは、今、ここに貴方だけではないということを。きっと周りの人々も、必死になって課題を進めているはずです。
みんなで一緒に
友達と勉強することは、デメリットもありますが、メリットも多くあります。一つは、先述したように、格闘しているのは、自分一人じゃないと感じて、感化され、勉強が進むということです。
また、自分では分からない問題も友人に聞くことによって、解決することもあります。みんなで一緒に取り組めば、一人の時の何倍も早く終わったりすることもあります。でも、おしゃべりに夢中になって、何にも終わらなかったということにならないようにしてくださいね。
音楽を聞いてリラックス
もしくは、脳をリラックス、クリーンにするために音楽を聞くのもいいでしょう。最近では、勉強や作業が捗るBGMなどの、特別な音楽もあったりします。音楽を聴きながら勉強できる人は、その曲と一緒に進めるのもいいでしょう。
または、自分の好きな曲を、休憩の合間に思い切り聞いて、楽しんだりするのもいいでしょう。音楽と勉強のメリハリをつけながら、進めることが大事ですね。
猫の手も借りたい
それでも何でも、「終わらない!」っていうみなさん。もう、こうなったら猫の手でも借りましょう。きっと貴方の飼っている犬や猫、もしくは熱帯魚までも、手伝ってくれるかもしれません。
こうなったら、ダメもとで何でもやってみるしかないのです。でも、自分の飼い犬や飼い猫に頼んだから、”片付けが二倍になった”、”プリントがなくなった”なんてクレームは受け付けませんよ?笑
泣きつく
もう、最後はこれしかないでしょう。終わらないと言って家族に泣きつくしかないのです。両親は、貴方のその姿にうんざりするかもしれませんが、手伝ってくれる可能性も、ゼロではないかもしれません。
もし、貴方に優しい兄弟や姉妹がいる場合は、去年の作品や宿題を見せてくれるかもしれません。そんなことがあったら、ラッキーですよね。でも、後からたっぷりお礼を要求されることを覚悟する必要があるかもしれません。
でもやっぱり最後は・・
夏休みの宿題、たくさんあってうんざりですよね。量も種類もたくさんあって、たっぷり遊んだ後に見るのは、絶望的な気持ちに追い込まれるかもしれません。どんな方法に頼っても、結局その結果が返ってくるのは自分です。
そして、この夏の努力が、きっと新学期に成果となって現れるでしょう。だからこそ、何にどう取り組むのかは、全て自己責任、自分次第です!この記事のどれかの方法を、まずは一つでも試してみませんか?
残りの夏も楽しもう
さぁ、まだ夏は終わっていませんよ!気持ちよく宿題や、課題を終わらせることができたら、あとは思い切り残りの夏を楽しむのみです!行き残した場所や、やり残したことはありませんか?
せっかくだから、勉強も遊びも全て楽しんでしまいましょう!終わった後の解放感は、きっと最高の気分ですよ!くれぐれも、熱中症には気をつけて。