潜水艦内の日常生活は、こんな感じ。

海の底を航海する夢見たことのある人もいるかもしれません。潜水艦は、水陸両用の乗り物の一つですが、実は、人がその中で暮らしてもいるのです。ただ、その暮らしは決して私たちが夢に見ているような素敵なことばかりではありません。

お風呂やトイレの規則、睡眠をとる順番や日常の行動など、潜水艦内での驚くべき事情を見ていきましょう。読んでる途中からなんだか息が苦しくなるかも・・

退屈、それとも危険なの

a submarine partially submerged in the ocean
David Nagle/U.S. Navy/Getty Images
David Nagle/U.S. Navy/Getty Images

潜水艦内では、ある特定の人だけが生活をしています。実際の潜水艦内の生活は、退屈で、変化に乏しい生活ですが、一瞬で事態が一変することもあるのです。

潜水艦内にいる船員たちは、常に危険に遭遇する際に備えていなくてはいけません。そのため、潜水艦に搭乗する前に厳しい訓練を経験しているのです。

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6時間交代勤務

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soldier working on a submarine
Jeff J Mitchell/Getty Images
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潜水艦に搭乗している船員たちは、厳しい規則に基づいて生活を行っています。船員たちは、全員6時間ごとに分けられた勤務体系をとっています。

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船員たちは、6時間勤務を3交代で行っています。まず最初の6時間で睡眠をとり、次の6時間で監視に就きます。そして最後の6時間は、自由時間となります。

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酸素レベルを低レベルに保つ

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submarine partially submerged in the ocean
Phil Mislinski/Getty Images
Phil Mislinski/Getty Images
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安全状態を保つため、潜水艦内は、低酸素レベルに保たれています。しかしながら、それは、船員にとって危険な副作用にもつながるのです。

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低酸素レベル状態にいると、船員たちは、怪我などが回復しにくく、疲労を感じやすくなり、また通常より怒りっぽくなることもあります。

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水漏れに注意する

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a yellow submarine above the water
Government Liquidation, LLC/Getty Images
Government Liquidation, LLC/Getty Images
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潜水艦に搭乗する船員たちは、特に、水漏れには細心の注意を払わなければいけません。潜水艦が、完全に海面下に潜水した際は、船員たちは、すぐに水漏れがないかチェックする必要があります。

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たとえ小さな水漏れも一大事となります。水漏れを発見したら、すぐに塞がないといけません。

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潜水艦内でトレーニングをする

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crew members working out at a gym on a submarine
Sergei Bobylev/Getty Images
Sergei Bobylev/Getty Images
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潜水艦内で生活する人にとって、体を鍛えるのが少し難しように思えるかもしれません。でも、不可能ではなく、大体の潜水艦では、船員たちのためにジムがあって、そこで運動することができます。

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潜水艦内のジムは、とても狭いにも関わらず、筋トレのためのウエイトや、トレッドミルなど、十分な機材も揃っているのです。

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身だしなみは寛容

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Some of the crew have their beards trimmed in anticipation of shore leave
Golding/Fairfax Media via Getty Images
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船員たちは、常に散髪をして、ひげを伸ばさない等のような身だしなみを整えるように言われていますが、実際の潜水艦内では、割と寛容となっています。

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特に、船員たちは、外の世界と交流が限られており、髪やひげも伸びきっていることが多いのです。例えば、写真でもわかるように、長い航海の後で、陸に到着してから、床屋などへ行って身だしなみを整えます。

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潜水艦では何を食べてるんでしょう。

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black and white photo of soldiers eating on a submarine
Hulton Archive/Getty Images
Hulton Archive/Getty Images
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潜水艦で、船員たちが何を食べているか気になりませんか?潜水艦内では、料理を担当する船員がちゃんと搭乗しています。

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船員たちは、一日3食とっていて、食糧の支給は、何週間、もしくは何か月間も補充されることはありません。食事はいたって普通で、ピザや魚など、そんなに悪いものではありませんよ。

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時間の感覚がおかしくなる

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submarine partially submerged in the water
Charly Triballeau/AFP via Getty Images
Charly Triballeau/AFP via Getty Images
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潜水艦が、海面下を長い間深く潜っていると、一日の時間の感覚がおかしくなります。船員たちは、通常、太陽の光も月明りも目にすることはありません。

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そのため、船員たちの時間の感覚はおかしくなり、概日リズムがくるってしまいます。

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潜水艦で生活するにはトレーニングが必要

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An instructor signalling to a seaman at the bottom of a fifteen foot water tank
Hulton-Deutsch Collection/Getty Images
Hulton-Deutsch Collection/Getty Images
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潜水艦で生活したいと思っている人は、前もって厳しいトレーニングが必要となります。

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元海軍の船員の話によると、"最初の2-3か月は、とにかく休みなく1日10時間は勉強付けだったよ。なんせ、4-6年分の大学で受ける講義の量と同じくらいのものを、6か月で全部詰め込むんだからね"

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ドルフィンのピンがもらえる

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close up of a metal dolphin pin
Mike Goad/Flickr
Mike Goad/Flickr
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潜水艦で生活するための訓練を修了した者たちは、誰しもドルフィンのピンが欲しくてたまりません。これはとても名誉なことで、それを持っているものは、潜水艦での基本操作をすべて理解し、武器として潜水艦を扱うこともできるのです。

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ドルフィンのピンを得るためには、指揮官から出されるテストにパスしなければならないのです。

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目的地を目指す

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a naval officer navigating a submarine
Ludovic Marin/Getty Images
Ludovic Marin/Getty Images
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どこまでも続く海を航海することは、気が遠くなるような話です。船員たちは、普通の地図は役に立たないので、もっと複雑な装備を使って航海をしています。

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潜水艦内には、精密な電子機器が搭載されていて、順調に海を航海するための詳細な情報を算出しています。潜水艦の乗組員全員が、その機器を使って目的地まで進むのです。

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眠ることも大変

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a soldier getting ready to sleep on a submarine
Alexander Hassenstein/Getty Images
Alexander Hassenstein/Getty Images
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船員の中には、潜水艦で眠っているときに変な経験をすることもあるそうです。潜水艦内は、酸素濃度が低いため、概日リズムがおかしくなっていることが原因なのでしょう。

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また、船員の中には、眠りがとても深くなって、誰かが隣で大きな声で話していても全く何も聞こえなくなることもあるそうです。ところがその一方で、誰かが耳元で、名前をささやいただけで、すぐに目を覚ますこともあるそうです。

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危険なもののすぐ横で寝ている

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A sleeping sailor's hand hangs from a bunk bed in the missile room
Sandy Huffaker/Getty Images
Sandy Huffaker/Getty Images
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潜水艦内は、とても狭いので眠るときにも同じ状態にあります。特に、他の船員とベッドルームをシェアする際は、武器等の危険なもののすぐそばで眠らなければならいこともあります。

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ベッドルームは、別名ミサイルルームとも呼ばれているほどで、弾道ミサイル、魚雷や核弾頭などの武器が収納されているからです。

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ベッドも共有

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sleeping quarters aboard a submarine
Glyn Kirk/AFP via Getty Images
Glyn Kirk/AFP via Getty Images
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潜水艦内の船員たちが、つらいと感じるものの一つが、ベッドをシェアしないといけないことです。ベッドルームをシェアするだけでなく、ベッドの数も足りていないのです。

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部屋の壁には、2-3のベッドが備えられていますが、船員たちは、シフトチェンジで、寝ている人を起こして、同じベッドに寝なくてはいけません。

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潜水艦内では、盗みは御法度

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a submarine partially submerged in the water
Sebastian D'Souza/Getty Images
Sebastian D'Souza/Getty Images
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潜水艦内に搭乗する人は、お互いに信頼できるかどうかが重要となります。もし、盗みを働いているものがいたら、信頼がなくなってしまいます。

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もし盗みをしたものが発覚したら、その船員は、とんでもなくひどい報いが待っています。犯人は、すぐに潜水艦から追い出され、次の港で降ろされるだけでなく、階級も落とされ、ランクも下げられるのです。

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強い絆も生まれる

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soldiers working on a submarine
Friends of the Hunley via Getty Images
Friends of the Hunley via Getty Images
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何か月、何年もの間、潜水艦の中で過ごすのですから、自然と船員たちの間でも絆が生まれてきます。

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船員たちは、ある意味家族となり、強い絆で繋がっていきます。そのおかげで、良いチームワークで仕事ができ、ホームシックからも軽減されるのです。

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潜水艦内のベッドには、不吉なニックネームがある

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a submarine partially submerged in the water
Bertram65/Pinterest
Bertram65/Pinterest
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本当に勇敢な人だけが、潜水艦の旅に耐えることができるのです。これから潜水艦の旅へ向かおうとしているひとを怖がらせるものが、潜水艦のベッドです。

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潜水艦のベッドは、棺桶とも称されるからです。潜水艦のベッドは、小さく、実用的に狭い場所に詰め込まれているからです。

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食堂で皆集まる

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soldiers aboard a submarine
OC Navy League/Pinterest
OC Navy League/Pinterest
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潜水艦で生活している人が、ただ仕事をしているだけではありません。船員たちは、1日6時間の自由時間が割り当てられています。

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大体の場合、船員たちは、この時間は食堂で過ごします。そこで、皆、仲間と会話したり、食事や読書、テレビを見たり、ゲームなどをして過ごすのです。

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潜水艦の旅の大体の期間

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a submarine coming out of the water
Casus Belli Podcast/Twitter
Casus Belli Podcast/Twitter
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もしあなたが、潜水艦の旅をしたいと思っているなら、大体の旅の期間を知っておくべきでしょうね。潜水艦で働くことは、腰掛けでできるようなものではありません。

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通常短いもので、90日程度ですが、長くなることが多いです。大体の旅は、6か月ほどとなります。

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トイレは、びっくりするほど小さい

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a toilet inside a submarine bathroom
Yasuyoshi Chiba/AFP via Getty Images
Yasuyoshi Chiba/AFP via Getty Images
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潜水艦内部は、どこも狭くて窮屈ですが、特に、トイレはびっくりするほどです。潜水艦には、多くの大きな機材が、装備されているため、他の場所にそのシワ寄せが来るのです。

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船員一人でも、ちょっとせまっ苦しい感じですが、この狭い空間を他の船員ともシェアしないといけないんですよね。

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持っていく荷物にも注意しましょう

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a crew worker walking through a submarine
Jeff J Mitchell/Getty Images
Jeff J Mitchell/Getty Images
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潜水艦の旅に出る前に、船員たちは、どれぐらいのスペースがもらえるのか準備しておかなければなりません。船員は、全員で100人以上になるので、想像以上に狭く感じることでしょう。

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そういうこともあり、船員たちは、私物を置く場所が限られているため、必要以上のものを持参しないように言われています。

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外の世界ともしばしのお別れ

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soldier looking through a parascope on a submarine
Sandy Huffaker/Getty Images
Sandy Huffaker/Getty Images
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外の世界とお別れしたい人は、この潜水艦の旅はうってつけでしょうね。

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潜水艦は、海の真ん中を旅するので、他の外界の人との接触もほとんどありません。しかしながら、潜水艦には、位置を把握する機能も備わっているので、安全が損なわれない限りは通常、位置確認の公表はされません。

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廊下はかなり狭い

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An officer walks in a corridor of French nuclear submarine
Martin Bureau/AFP via Getty Images
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潜水艦内部で生活することは、自分自身のスペースがほとんどないことを意味しています。これは、すべての場所に言えることで、廊下に至ってもそうなのです。

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潜水艦内部の廊下は、ものすごく狭く、人ひとりが通れるスペースしかありません。同時に二人の船員が反対方向へ行くことは不可能なのです。

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シャワーができるスペースがない

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submarine coming out of the water
BAE Systems via Getty Images
BAE Systems via Getty Images
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潜水艦内部で暮らすことを決めた人は、狭い場所での生活に慣れなければいけません。トイレが狭いだけでなく、なんとシャワー室ほ、もっと狭いのです。

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シャワー室は、人がほとんど立つスペースすらなく、とにかく与えられたスペースで何とか工夫するしかないのです。

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キッチンは割と広いかも

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chefs preparing food on a submarine kitchen
James Glossop/AFP via Getty Images
James Glossop/AFP via Getty Images
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潜水艦内のトイレ、ベッドルーム、廊下といった場所は、とにかく狭いのですが、もう少しスペースのある場所もいくつかあります。

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潜水艦内のキッチンは、割とスペースをとっているほうで、これはたくさんの食料を保存する必要があるからです。シェフも、調理するのに必要なスペースも確保されています。

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監視業務とは

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A sea cadet peers through the periscope of the submarine
Derek Berwin/Fox Photos/Getty Images
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潜水艦内の中で、監視業務は、とても重要な任務の一つとなります。すべての船員は、1日6時間監視業務にあたっています。

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監視業務の時間帯や場所は、船員のランクや訓練状態によります。ランクが高ければ高いほど、より責任を伴う場所へ配置されるのです。

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船員たちの娯楽は何?

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a man aboard a submarine
Hauke-Christian Dittrich/picture alliance via Getty Images
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潜水艦内で暮らすのは、少し窮屈感を感じると思いますが、船員たちも娯楽を楽しんでいます。

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海での生活のバランスを保つために、船員たちは、レクリエーションルームで時間を費やしているようです。そこで、トランプをしたり、ボードゲームに饗したり、映画を見て過ごします。

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電気を消す

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crew members smiling in a submarine
Ozan Kose/AFP via Getty Images
Ozan Kose/AFP via Getty Images
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船員たちが、潜水艦の旅を始めて、水漏れをチェックしたり、やらなければならない仕事を終えると、潜水艦内のすべての電気を消します。

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電気を消すことで、これからの旅の更なる大変な仕事を始める前に、船員たちにしばしの休息を与えるのです。

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潜水艦は、ある一定の航路をとる

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a submarine gliding through the ocean
Pois Yuri Ramsey/Australian Defence Force via Getty Images
Pois Yuri Ramsey/Australian Defence Force via Getty Images
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潜水艦は、機能を的確に行うために、ある一定の角度で上昇したり、下降したりします。すべての潜水艦は、これをすべて45度で行う必要があります。

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潜水艦は、これを自動的に行うのですが、そうなると、床が45度傾いて、船員たちには、快適なものとは言えませんよね。

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アメリカの潜水艦はどこへでも行けるのです

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crew workers on a united states submarine
Smith Collection/Gado/Getty Images
Smith Collection/Gado/Getty Images
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世界中には、多くの潜水艦が存在しますが、アメリカは、監視されずにどこへでも行けるという特権を持った国の一つです。

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アメリカの潜水艦には、どの国よりもパワフルな長距離砲撃能力があるため、それが可能となっています。